Cover Smartphones, Recover Nature feat. OKINAWA
Events @ Okinawa
Client: NTT DOCOMO Inc.
Creative director/Producer: Takuya Araki /SUN-AD Company Limited
Copy writer: Morishita Natsuki /Karasu Inc.
Art director: Koichi Yairi /SUN-AD Company Limited
Director (Movie): Kota Ishii /HOEDOWN Inc.
Director (Movie): Go Inagaki /HOEDOWN Inc.
Director (Exhibition): Yu Yamada /SNARK Inc.
Producer: Naoaki Tsuda /HOEDOWN Inc.
Assistant producer: Yosuke Fukuchi /SUN-AD Company Limited
Production manager: Daiju Yoshida /HOEDOWN Inc.
Illustrator: Maiko Sugiyama
Photographer: Misaki Yokoe
Photographer: Isamu Uehara /SUN-AD Company Limited
Cinematographer: Koichi Takagi /HOEDOWN Inc.
Cinematographer: Syuhei Miyanaga
Printing ( book /poster /Exhibition works ): SHOEI Inc.
3D Printing ( Smartphone Cases ): 3D Printing Corporation
Completion: Mar.2020
特設サイト:
https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/coversmartphones/
NTT docomoの環境問題に対する取り組みとして、沖縄の海岸に落ちているゴミを回収・リサイクルし「15%しか守れないスマホケース」をつくるという企画の展示会場構成を担当した。〈15%〉という数字は「日本の海岸に漂着したゴミのうち、回収できたゴミの割合」であり、その15%以外は自然を傷つけてしまっているということを意味する。
環境に配慮した企画である事、会期が4日間という短期間ということ、会場が沖縄であり材料や製作物の輸送コストが多くかかってしまう事を考慮し、折りたたみ式のダンボール製什器を使った展示を提案した。ダンボールはリサイクル率95%以上という環境負荷の少ない身近な資材である。
同じ大きさの箱を等間隔に並べ、手前から奥にいくにつれて高さを高くしていく事で平面である展示物の視認性を上げた。展示物は同一面になるようにし、それを海面に見立てている。展示スペースを奥へ進むにつれて展示面(海面)がだんだんと近くなり、砂浜から海の中へ入っていくような感覚を得られる。