専有面積の半分は劇場で使用することに加え、興業場法では劇場出入口2箇所と幅1.2mの避難動線が求められるため、カフェを含むコミュニケーション可能な空間は限られていた。そのため、前面道路と結び付けられた軒下空間、さらに劇場入口までの道筋を境界線を作らずに奥へと引き込みながら街の領域を拡張していくようなプランとした。その領域の中にポツポツと現れる家具の周りに人だまりを作るような配置計画とし、動線と交わりながら自然とコミュニケーションが生まれるような設計とした。通路幅を広く取ることで生まれた余剰空間がユーザーの能動性を引き出すことに寄与し、カフェの使われ方は自由度の高いものにしたいというオーナーの要望に応えている。今後、ポップアップなどの商業的な使われ方から地域との関係を意識したコミュニティ作りなど、さまざまな事象を許容する場になっていくであろう。東京都墨田区菊川に開業したカフェ併設型の映画館である。
「現代的にアップデートされた映画鑑賞体験を生み出すこと」をテーマに掲げ、作品を鑑賞するだけでなく気軽に意見を交わし合ったり、作品以外に関心のある情報をシェアし合ったり、集まる人たちが文脈や視点を共有してコミュニケーションできる空間を求められた。
「現代的にアップデートされた映画鑑賞体験を生み出すこと」をテーマに掲げ、作品を鑑賞するだけでなく気軽に意見を交わし合ったり、作品以外に関心のある情報をシェアし合ったり、集まる人たちが文脈や視点を共有してコミュニケーションできる空間を求められた。














ストレンジャー
Theater & Cafe @ Kikukawa, Tokyo
Design: Rei Oshima, Mami Umayahara, Romane Kunugiza /SNARK Inc.
Client: art&SCIENCE Inc.
Construction: Athénée Français Cultural Center, ICHIDAI
Furniture: MACRI
Steel Product: gambit
Floor area: 148.50㎡
Completion: Sep. 2022
Photo: Ippei Shinzawa
Theater & Cafe @ Kikukawa, Tokyo
Design: Rei Oshima, Mami Umayahara, Romane Kunugiza /SNARK Inc.
Client: art&SCIENCE Inc.
Construction: Athénée Français Cultural Center, ICHIDAI
Furniture: MACRI
Steel Product: gambit
Floor area: 148.50㎡
Completion: Sep. 2022
Photo: Ippei Shinzawa