代々木に建つヴィンテージマンションの改修計画である。元の住居は間仕切りと大きな梁型によって空間が隔てられ閉塞感を感じる空間であった。改修では間仕切りを無くし、部屋をまたぐようにアール状のベンチやキッチンカウンターを連続的に設け、水平方向に視線を誘導する事でLDKに抜け感をつくる計画とした。造作部には素焼きタイルやアール加工した天板を共通して用いる事で、LDKの一体感を強調させるデザインとした。リビングの奥には間仕切り建具によって寝室としても利用できる小上がりを設け、低めのベンチと手触りの良いカーペットにより床でくつろげる空間として設えた。そうした家具のデザインによって空間を一体化させつつ、部屋ごとに特色のある住居の設計を試みた。
代々木の家
Residence @ Yoyogi, Tokyo
Design: Sunao Koase, Shota Kaneko /SNARK Inc.
Client: SHARE COMPANY
Construction: Repos-design
Total area: 118.30㎡
Completion: Oct. 2024
Photo: Ippei Shinzawa