国内外から友人や家族を頻繁に招待する日仏家族のための住宅のリノベーション。限られた面積の中で柔軟性に富んだ住環境となるよう構想した。ここでは「時間」をひとつのデザイン素材として扱い、複数の時間的スケールで展開される。長期的には、大規模な改修を行うことなく、家族の成長に合わせて部屋毎の役割を移行させることができる。短期的には、来客やリモートワークの状況に応じてプライバシーの度合いを調整する。そして瞬間的には大型のパーティションの開閉によって、光や風の通り抜けや空間の広がりを変化させる。こうした多様な変化に対応するため、メインの生活空間は、連続性と独立性を組み合わせたレイヤー状のシステムとして構成した。床材の切り替えや複数のパーティションを活用することで、用途に合わせて空間を自由に再構成することが可能である。各機能は明確に区切られつつも視覚的なつながりは維持されており、家族が別々の場所で過ごしていても互いの気配を感じられるような暮らしを実現した。空間を彩る様々なマテリアルは家族の文化的背景を反映しつつ、異なるアイデンティティと全体としての調和を表現する。
















Residence @ Itabashi, Tokyo
Design: Romane Kunugiza, Shota Kaneko, HoLing Cheng /SNARK Inc.
Construction: Koushou Inc.
Steel products: gambit
Total area: 70㎡
Completion: Jan. 2026
Photo: Ippei Shinzawa
Design: Romane Kunugiza, Shota Kaneko, HoLing Cheng /SNARK Inc.
Construction: Koushou Inc.
Steel products: gambit
Total area: 70㎡
Completion: Jan. 2026
Photo: Ippei Shinzawa