また、循環型社会に向けたプロダクトとして今あるものを適切に使用したデザインを試みた。内装工事の過程で廃棄してしまうテナント標準仕様の内装仕上材や、クライアントが持つ家具工場の廃材をアップサイクルし什器に昇華している。バーティカルブラインドを座面に使用したベンチやタイルカーペットを積層させた展示台など、スクラップ&ビルドのスパンが早いオフィス設計に対してサステナブルを意識した設計とした。オフィスづくりをサポートする拠点「CREATORE with PLUS」名古屋 ショールームである。オフィスとリモート、必要に応じて場所を選択できる働き方が模索される中、 “Work in life” のコンセプトのもと、計画地であるオフィスビルを多様な生活の場の連続としてとらえて計画を進めた。ショールームとしてひとつひとつの商材をみせることも重要だが、昨今の多様な働き方のシーンにおいては可変性のある使い方によって、人それぞれの居場所やシーンの見え方が変化していくような展示空間が重要だと考えた。住空間を意識したスケールや設え、街を意識したスケールや設えにショールーム機能として家具、物、人が集まる。エリアごとにデザインされた大きな開口、通路や窓を抜けて、それらが連なり風景となるような空間構成とした。
クリアトーレ ウィズ プラス 名古屋
Showroom @ Marunouchi, Nagoya
Client: PLUS CORPORATION
Design: Rei Oshima, Sunao Koase, Yu Yamada, Mako Shimanuki /SNARK Inc.
Construction: SPD meiji
Furniture: Roccadia design and works, MACRI
Steel Product: gambit
Display: TOSHIKI STUDIO, KIAN
Floor area: 989.09㎡
Completion: Jan. 2022
Photo: Daisuke Shima /ad hoc