TUMO Gunma

群馬県高崎市のコンベンション施設内に設置された、アジア初のデジタルクリエイティブ人材育成施設である。
国際的に評価の高いアルメニアのデジタル教育機関「TUMO」のプログラムを導入し、中高生を対象に最新のデジタル技術を無料で学ぶ場を提供している。施設内の好きな場所にノートPCを持ち込み学習するセルフラーニングと、4つの個室で行うワークショップを組み合わせた学習スタイルとしている。
TUMOのガイドラインに準じて平面計画や素材選定をしながらも、独自の世界観を表現するために古くから日本で親しまれてきた「藍染の青(JAPAN BLUE)」をキーカラーに採用。セルフラーニングが主体となる空間に、子どもたちが自発的に通いたくなる仕掛けを盛り込むべく、県の担当者と活発な議論を重ねた。
500名収容の大会議室として使われていたメインエリアには、地形を模した高さ70cmのフロアを新設。利用者が好きな姿勢で自由に学習できる場を複数計画し、一方向に机と椅子を並べた従来の学習環境とは一線を画した。上下の動きや体勢の変化を伴うことで、常にリフレッシュされた状態で学びに向き合えるよう配慮している。また、自然光が入らない環境に対応するため、照明の色温度をタイマー制御し、時間帯に応じて自然光に近い環境を再現。学生たちの体内時計の乱れを防ぐ工夫を凝らした。
群馬の山々を一望できるパノラマエリアには、3Dデータを基にローカルで製作した可動式の学習机「TUMOBILE」を11台設置。光幕に照らされたステージ上で柔軟な学習スタイルを可能にした。隣接するギャラリーエリアには幅21mのLEDサイネージを導入し、生徒が制作した映像を上映できるほか、壁で閉ざされたメインエリアの様子をリアルタイムで映し出す仕組みも構築した。
群馬県は「クリエイティブ拠点化」を目指し、デジタルスキルを備え新たな価値を創造する人材育成の拠点「tsukurun」を設置しており、更なる拡充・発展を図りTUMOの導入が実現した。この新しい学習スタイルが子供達の未来の選択肢を広げ、この場での学びを活かせる人材へ育つことを期待したい。
TUMO 群馬
Learning lab @ Takasaki, Gunma
Design: Rei Oshima, Noriko Koba, Takeo Arika /SNARK Inc.
Project management: Sunao Koase /SNARK Inc.
Design authority: Chris Shahinian, Arek Keshishian /TUMO International
Launch manager: Svetlana Simonian /TUMO International
Lighiting Design: Shosaku Takahashi /nosight co.,ltd
Construction: Taruya Construction
Total area: 1873.96㎡
Completion: Mar. 2025
Photo: Tomooki Kengaku

Bench for Yamana

組立・解体可能なノックダウン式でデザインされており、部材全てをひとりで持ち運べる大きさとした。部材はホームセンターで購入可能な材料を用い、切り込み・掘り込み加工までも全てDIYで作られている。現在では仮設の社殿として、季節を問わず境内の様々な場所に移設して使われる。群馬県高崎市山名町にある山名八幡宮の納涼スペースである。夏期に風鈴を見ながらかき氷などを食べて涼める場所として依頼された。
山名の床几
Bench @ Takasaki, Gunma
Client: Yamana Hachiman Shrine
Design: Sunao Koase, Takeo Arika,(Ryosuke Inomoto, Miho Tanaka) /SNARK Inc.
Construction: SNARK D.I.Y.
Completion: Aug.2022
Photo: Lo.cul.p

THE NATIONS’ VILLAGE

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中にヨーロッパの複数の放送局が中継の為に使用する放送スタジオである。
ネイションズビレッジ
Broadcasting studio for Tokyo2020 @Toyosu Tokyo
Project Management: Yu Yamada, Sunao Koase, Shota Kaneko /SNARK Inc.
Structural Design (Local Architect): Structured Environment
Communication Support: Risa Ueda
Construction: Double Box, Hochsitz
Total area: 1,843.26㎡ (House A / 413.17㎡, House B&D / 893.20㎡, House E / 536.89㎡)
Completion: July.2021
Photo: Ippei Shinzawa

2020 FAN PARK

2020ファンパーク
Exhibition space for Tokyo2020 @Odaiba Tokyo
Client: OMEGA, P&G
Construction Management: Yu Yamada, Yuki Ochiai /SNARK Inc.
Structural Design (Local Architect): Structured Environment
Communication Support: Risa Ueda
Construction: Double Box, Hochsitz
Total area: 2,146.82㎡ (OMEGA House: 650.14㎡, P&G House: 1F/793.98㎡  2F/702.70㎡)
Completion: July.2021
Photo: Ippei Shinzawa

Tatsudayama Public Toilet Project

間伐材を利用した50mm x 100mm の小径材を敷地内の既存の木を避けながら円弧状に並べ、自然の中に溶け込む軽やかな架構とした。等間隔で並べられた柱の隙間は視線と風の抜けを生む。柱は見込み方向に大きく、円弧上に並べられているため正対した面のみ視線が抜け、トイレとしてのプライバシーにも配慮している。見る位置によって視線の抜けや見え方が変化するシークエンシャルな架構である。夜はトイレ内部の灯りが柱の隙間から外に漏れ周囲を優しく照らすことで防犯性も高めている。外周部には基礎の立ち上がりと一体のコンクリート製のベンチを設けることで柱脚を雨濡れや虫害から守り耐久性を向上させた。屋根にはステンレス鏡面等の反射性の高い金属材を葺く事で敷地背面に広がる森を低く構えた広場側へ抽象的に反射し、虚像としての森を纏うことで象徴的な佇まいを獲得している。森を纏うトイレ熊本市内の緑地公園内に建つ公衆トイレの計画である。市民の憩いの場となっている森の中に、人と自然・人と人を繋ぎ、利用者が選択的に関係を築ける場所としてのトイレを提案した。要求された設備の他に大きな洗い場や休憩スペースを設ける事で多様な使い方に対応し、自然の中での様々な活動の起点となる建築を思い描いた。
立田山公衆トイレプロジェクト
Public toilet @ Tatsudayama, Kumamoto [unbuilt]
Design  Yu Yamada, Shota Kaneko, Mako Shimanuki /SNARK Inc.
Structural design: Kakeru Tsuruta /TECTONICA INC.
Total area: 50.00㎡
Proposal: June 2020

tsulunos

枝を寄せ集めて作り、卵や雛を育て巣立っていく実際の「つるの巣」のように、人や情報を集めて創造していく、新たな発信拠点としたいという想いを込めた。県産材の檜を用いて複雑な形を美しく表現し、温かみのある空間を実現している。
Studio @ Maebashi, Gunma
Design direction, fence, Podium Design: Sunao Koase, Noriko Koba /SNARK Inc.
Client: Gunma Prefecture
Design: 佐藤総合計画
Construction: 群電, 佐田建設
Logotype design: Maniackers Design
Furniture: HT-CRAFT, gambit
Total area: 60.27㎡
Completion: May.2020
Photo : Shinya Kigure /Lo.cul.p

Kodama Sakurai Kindergarten

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児玉桜井幼稚園
Kindergarten @ Kodama, Saitama
Basic Planning: Sunao Koase /SNARK Inc.+ designpods + 矢内建築計画 + 宮内組
Completion: Mar. 2017
Photo: Miwa Uehara
Total area: 942㎡