OTOVIVA KOSHIEN

島村楽器が新規事業として展開する、音と楽器をテーマにした体験型音楽プレイグラウンドである。幼い頃から音楽や楽器に親しむきっかけを創出する場として企画された。樹木をモチーフとした立体的な什器や楽器をかたどったバルーン遊具の間を自由に巡りながら、様々なアトラクションで遊べる施設である。
空間には子どもたちの好奇心や遊び心を自然に引き出すよう、多彩な柄や色彩を散りばめた。一方で雑多な印象とならないよう、デザイナーチームと密にコミュニケーションを重ね、全体のマテリアルとヴィジュアルの調整を図っている。細長いテナント区画の形状を活かし、空間の奥へ進むにつれて照明や仕上げの色調を落とすことで、森の奥へ足を踏み入れていくような期待感や高揚感を演出した。家具は木をカラフルに染色し、すべての角を丸めることで、安全性や耐久性に配慮しながら柔らかな印象を持たせている。この場での音やリズムでの遊びが、子どもたちにとっての音楽の原風景になることを期待している。
OTOVIVA KOSHIENTheme Park @ Koshien, Hyougo
Client: Shimamura Music Ltd.
Design: Yu Yamada, HoLing Cheng, Takeo Arika /SNARK Inc.
Lighting design: Koki Iwanaga /nosight co.,ltd
Creative Direction & Produce: Kurando Furuya, Tomomi Tanaka, Makoto Takahashi, Sho Ishikawa, Ayumu Ohno, Daishiro Niinou, Go Inagaki /HOEDOWN Inc.
Art Direction: Taeko Isu
Character Design: Fancomi
Graphic Design: Asuka Watanabe, Chika Yamaguchi
Sound Design: In the blue shirt
Technical Direction &:Programming: siro Inc.
Technical Direction & System Integration: OS Co., Ltd.
Construction: Fujita Kensou
Total area: 531.13m²
Completion: March. 2026
Photo: Daisuke Shima / ad hoc

Blooming


新緑が清々しい季節に、靴下ブランド「高山植物図鑑」さんを中心とした企画展を開催した。VIVOBAREFOOTさんの靴や、添えるさんの花、飲食の皆さまによる美味しいコーヒーやドーナツ、パンなどが販売された。VIVOさんによるWSでは、SLOWPのフィールドから外に出て、観音山を散歩するという広がりが生まれ、多様な楽しみ方ができるイベントとなった。
「提供する3つのこと」として、身体を心地よくするもの、自分らしくいられるもの、好きなものに囲まれる時間、を掲げ、豊かな時間を過ごせる場を提供できた。
ブルーミング
Direction: Natsuko Inoue /SNARK Inc.
Planning: Shiori Tanaka /高山植物図鑑 + Natsuko Inoue /SNARK Inc.
Exhibitor: 高山植物図鑑, VIVO BAREFOOT, Suiran, 添える, あっちゃーふぁーむ, Conzen coffee, monsoon donuts, noji
Photo: usagitocamera, Hiromi Tanaka
Date: 31 May – 1 Jun, 2025

TUMO Gunma

群馬県高崎市のコンベンション施設内に設置された、アジア初のデジタルクリエイティブ人材育成施設である。
国際的に評価の高いアルメニアのデジタル教育機関「TUMO」のプログラムを導入し、中高生を対象に最新のデジタル技術を無料で学ぶ場を提供している。施設内の好きな場所にノートPCを持ち込み学習するセルフラーニングと、4つの個室で行うワークショップを組み合わせた学習スタイルとしている。
TUMOのガイドラインに準じて平面計画や素材選定をしながらも、独自の世界観を表現するために古くから日本で親しまれてきた「藍染の青(JAPAN BLUE)」をキーカラーに採用。セルフラーニングが主体となる空間に、子どもたちが自発的に通いたくなる仕掛けを盛り込むべく、県の担当者と活発な議論を重ねた。
500名収容の大会議室として使われていたメインエリアには、地形を模した高さ70cmのフロアを新設。利用者が好きな姿勢で自由に学習できる場を複数計画し、一方向に机と椅子を並べた従来の学習環境とは一線を画した。上下の動きや体勢の変化を伴うことで、常にリフレッシュされた状態で学びに向き合えるよう配慮している。また、自然光が入らない環境に対応するため、照明の色温度をタイマー制御し、時間帯に応じて自然光に近い環境を再現。学生たちの体内時計の乱れを防ぐ工夫を凝らした。
群馬の山々を一望できるパノラマエリアには、3Dデータを基にローカルで製作した可動式の学習机「TUMOBILE」を11台設置。光幕に照らされたステージ上で柔軟な学習スタイルを可能にした。隣接するギャラリーエリアには幅21mのLEDサイネージを導入し、生徒が制作した映像を上映できるほか、壁で閉ざされたメインエリアの様子をリアルタイムで映し出す仕組みも構築した。
群馬県は「クリエイティブ拠点化」を目指し、デジタルスキルを備え新たな価値を創造する人材育成の拠点「tsukurun」を設置しており、更なる拡充・発展を図りTUMOの導入が実現した。この新しい学習スタイルが子供達の未来の選択肢を広げ、この場での学びを活かせる人材へ育つことを期待したい。
TUMO 群馬
Learning lab @ Takasaki, Gunma
Design: Rei Oshima, Noriko Koba, Takeo Arika /SNARK Inc.
Project management: Sunao Koase /SNARK Inc.
Design authority: Chris Shahinian, Arek Keshishian /TUMO International
Launch manager: Svetlana Simonian /TUMO International
Lighiting Design: Shosaku Takahashi /nosight co.,ltd
Construction: Taruya Construction
Total area: 1873.96㎡
Completion: Mar. 2025
Photo: Tomooki Kengaku

Kodama Sakurai Kindergarten

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児玉桜井幼稚園
Kindergarten @ Kodama, Saitama
Basic Planning: Sunao Koase /SNARK Inc.+ designpods + 矢内建築計画 + 宮内組
Completion: Mar. 2017
Photo: Miwa Uehara
Total area: 942㎡