SLOWP

群馬県高崎市の観音山の麓にある体験型フィールドショーケースの計画。”小屋のある生活”を体験できる場所として自社で開発から運営までを手掛けるプロジェクトである。雑木林となっていた傾斜地で草刈り、測量、造成計画など敷地作りから始めた。風致地区や宅地造成等規制法、土砂災害警戒区域など各法規に倣いながら土砂量を計算し、地形を整え、点在する小屋同士を距離をおいて配置し、それぞれを繋ぐ道を作った。入り口からは全体が見渡せず、中へ進みそれぞれの小屋を巡るうちに眼下に広がる高崎の街と敷地全体を見渡せるような来場者のシークエンスを計画している。通常、設計事務所としての業務では与えられた敷地条件を元に建物を設計をするが、本プロジェクトでは傾斜地の林を切り開き小屋が建つ敷地から設計している。使いながら考え作る、作りながら考え使う。土地を切り開くところから自ら手を動かし考えることで、生活の道具としての小屋の新たな地平を切り開いていきたい。
スロウプ
Hut exhibition site @ Takasaki, Gunma
Project design, Management: Natsuko Inoue, Yuki Ochiai
Concept making: Tetsuro Yasunaga
Design: Sunao Koase, Ayaka Seki, Takeo Arika /SNARK Inc.
Landscape design: Sunao Koase, Ayaka Seki, Takeo Arika /SNARK Inc.
Landscape construction, Planting plan: SNARK D.I.Y., AYANAS
Art direction, Logo/Sign/Web design: Yuma Tobishima, Eri Sato /ampersands
Construction: トージロー建築工匠, Roccadia design and works
Steel products: gambit
Total area: 34.78㎡, 22.62㎡ (1F/11.31㎡ 2F/11.31㎡), 11.87㎡
Completion: Jun. 2023
Photo: Yoichi Onoda

House in Ishiharamachi

専門的な工事が必要な水回りの設置を除いて、施工の大部分は施主のDIYによってなされる。アマチュアな施工者である施主が介入しやすいように余白を多く取るプランとし、現場解体時から「施工者(施主)」「設計者」「解体・下地施工者」の三者での打合せの中で仕上がりイメージを共有していく作業を重ねた。今後、住み手のDIYによるオリジナリティが加わり、設計者が予想しなかった空間が立ち上がって来ることを期待したい。高崎市石原町にある築30年ほどの木造二階建て住宅のリノベーション。1,2Fをそれぞれワンルームとし、エントランスを兼ねたクロークを増築した。さらに各階南側の窓を大きく取りなおし、奥の部屋まで光を取り入れた。
石原町の家
Residence @ Takasaki, Gunma
Design: Sunao Koase, Noriko Koba /SNARK Inc.
Construction: Roccadia design and works
Total area: 80.30㎡
Completion: Nov. 2021
Photo: Ippei Shinzawa